謎の割引制度がある洋食屋
履くとすぐにクルブシが痛くなっていた、買い替えたばかりのトレッキングシューズ。
インナーソールを代えたら、嘘のようにクルブシの痛みは消えた。
ただ、その時歩いたのは、家から登山口までの往復が10kmで、山の上り下りそのものは、せいぜい6~7kmだった。
てことで今日は、20kmオーバーの耳納連山山歩きだ。
結論から言うと、今回も痛む事は、まったく無かった。
これなら、九重などの山登りでも、心配なさそうである。
山を下りたら、正午をとっくに過ぎていた。
流石に腹が減った。
何時も通る道すがらには、こんな店がある。

窓一杯の張り紙が騒々しいが、れっきとした洋食屋なのだ。
ふむ。
たまには洋食もいいんでないかい。
いつもかつもラーメン屋か大衆食堂では、芸もあるまい。
なにより、腹が減りすぎて、喉から手が3本ほど出かかっている。
エイリアンであることがバレる前に、とっとと入ったほうがよさそうだ。
「お待たせしました。」

注文したのは、ハンバーグ&チキンカツランチ。
良い眺めである。
洋食といっても、どんぶり飯に漬物と春雨の酢の物が付く。
味噌汁ではなくコンソメスープなのは、洋食屋としてのせめてもの矜持なのかもしれぬ。

デミグラスソースがたっぷりかかったハンバーグを箸で割ると、肉汁がジュワっと流れ落ちてきた。
コレステロール万歳!
中性脂肪よ、有難う!
なのだ。
んじゃ。

ご飯の上に、ハンバーグのデミグラスソースをちょいと付けるのが私の流儀だ。
ハンバーグを口に入れ、追いかけるようにソースが付いたご飯を頬張る。
モグモグ
うんまい!

チキンカツにも、あまったデミグラスソースをこすりつける様にして、
あーん。
あー、美味しかった。
レジで支払う時、店の御主人から、
「名前を教えてください。」
ふ、名乗るほどのもんじゃねえよ。
あばよ。
「次回から、割引になりますので。」
え、そうなの。
それって、今日、前倒しに・・・・って訳にはいかないよね。
て、事で、
どうやら、この洋食屋には、謎の割引制度があるらしい。
次回は、名前を書いたプラカードを持って入店するつもりだ。
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